私が編集を担当した書籍『「みんなの知識」をビジネスにする』が先週刊行されました。
「みんなの知識」をビジネスにする - SEshop.com/商品詳細
- 作者: 兼元謙任,佐々木俊尚
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2008/03/19
- メディア: 単行本
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- 第1章 集合知ビジネスが今どうなっているかを兼元謙任と佐々木俊尚で考える
- 第2章 知識の集積をどのように使いこなすかについて山崎秀夫さんと考える
- 第3章 企業と消費者の関係がどう変わるかをエニグモと考える
- 第4章 パーソナル化と拡散が進むソーシャルネットワークの中でどのように知識を集めるべきかをニフティと考える
- 第5章 ユーザー・イノベーションが起こる条件や環境をエレファントデザインと考える
- 第6章 ものづくりの中でデザイナーが果たしている役割についてアッシュコンセプトと考える
- まとめ 6つの対話を通して集合知と「ものづくり」をつなげるものが見えてきた
集合知やWeb 2.0を題材にした本はもうたくさん出ていますけど、この本がひと味違うところは、集合知があるってことはもうわかった、というところからスタートしてるところでしょう。じゃあそれってホントに使い物になるの? ネットだけじゃなくってリアルなものづくりにまで広げて活用できるの? どういう条件が必要なの? そこで企業はどう参加すればいいの? ということを、兼元氏と佐々木氏がさまざまな試みをしている企業の方々と議論を深めていくという内容です。
既存のWeb 2.0ビジネス論をさらに一歩実践に進めようという本だと言えるかもしれません。
ご覧いただければ幸いです。
追記
本書の刊行をもって14年間勤務した株式会社翔泳社を退職いたします。これまでお世話になったみなさま、ほんとうにありがとうございました。今後はとりあえずフリーでやってこうと思っておりまして、編集・ライティングなどなにかりましたらお声掛けいただければ幸いです。それでは今後ともよろしくおねがいいたします。