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表参道で働くシニアのブログ

謎の企画展「非常にはっきりとわからない」を見てきたけど、ほんとにわからなかった

現代アートチーム目[mé]の企画展「非常にはっきりとわからない」を千葉市美術館で見てきた。美術館における初の大規模個展だそうだけど、ほんとに「わからない」ので笑ってしまった。

東京新聞:「わからない」現代アート 千葉市美術館で謎の企画展:千葉(TOKYO Web)

入ってすぐ「あーそうかー」ってなるんだけど、そのうちまた「あれ?」ってなって、展示フロアをそれぞれ見て回ってるうちに「なるほど」と「え??」が繰り返されるというかんじで、まさに「なるほどわからん」というやつだった。何度か口に出して「なんだっけ?」とかリアルに言ってたし、わからなかったことは非常にはっきりしているけど、最終的に自分はなにがわからないのだろう? みたいな落語の「粗忽長屋」的な心持ちになる。

今年いちばんの「自分は何を見せられているんだ」感が強い展示だったので、誰にでもはオススメできないけど、千葉美術館のあの会場だからこそできたんだろうとおもうし、あと10日くらいなので会期末に向けて土日は混むとおもうけど、金土の19時以降なら半額で入れます。たいがいのひとは千葉までの交通費のほうが高いだろうけど。

あと「わからない」ってことを確認したくなるので、行くなら連れがいたほうがいいかもです。

▲1階のエントランスだけ写真が取れます。

▲この小銭が作品の一部なのか気になった。日本円が作品として展示されるの赤瀬川原平以来なのでは?(ちょっと違う)