こんにちは令和、さようなら平成。ということで、短かった平成31年を振り返ってみました。写真とか探して入れてたら想定外に長くなったので、まずは1月分だけ。
- バッドアート美術館展(ギャラリー アーモ)
- 棟方志功の福光時代展(日本橋三越本店)
- 博物館に初もうで(東京国立博物館)
- 産業の世紀の幕開け ウィーン万国博覧会(たばこと塩の博物館)
- ブルーノ・ムナーリ 役に立たない機械をつくった男(世田谷美術館)
- かわいい浮世絵 おかしな浮世絵(太田記念美術館)
- ロマンティック・ロシア 国立トレチャコフ美術館所蔵(Bunkamura ザ・ミュージアム)
- INSULA LUX 光の島 アントニ タウレ展覧会(CHANEL NEXUS HALL)
- イケムラレイコ 土と星 Our Planet(国立新美術館)
- めがねと旅する美術展(静岡県立美術館)
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バッドアート美術館展(ギャラリー アーモ)
正月から後楽園の展示場のようなところで見てきたバッドアート。
ヘタウマでもアウトサイダーアートでもない第三の概念というかんじ。
“酷すぎて目をそらせない”アートを称える「バッドアート美術館展」東京・後楽園で、日本初公開110作品 - ファッションプレス
博物館に初もうで(東京国立博物館)
恒例の長谷川等伯《松林図屏風》など。毎年の干支にちなんだ展示が見どころで、昨年などは円山応挙の犬が雰囲気を出してたけど、さすがに今年はたいへんそうだった。
国宝の(広目天に踏みつけられる)邪鬼。漫☆画太郎みが強い。
考古館の埴輪特集がとにかくめっちゃよかった。
産業の世紀の幕開け ウィーン万国博覧会(たばこと塩の博物館)
公園通りというイメージが強いJTの博物館だけど、4年前にスカイツリーのすぐ南に移転してたのは知らなかった。常設展がメインで企画展はこじんまりしたかんじ。
今年はウィーン絡みの展示がたくさん来るので(というか今まさに開催されてる)、予習を兼ねて。
日本と万博というとジャポニスムの火付け役となったパリ万博(1867年)が思い浮かぶけど、日本政府がはじめて公式参加したウィーン万博(1873年)では琳派のあれがあれしてクリムトに影響を与えたらしいのでおもしろい。
写真は帰りに駒形橋から見たスカイツリー。
ブルーノ・ムナーリ 役に立たない機械をつくった男(世田谷美術館)
いくつかの絵本で知っていたムナーリの全貌がわかった! ようなわからなかったような。
ブルーノ・ムナーリ ― 役に立たない機械をつくった男 | 世田谷美術館 SETAGAYA ART MUSEUM
これだけは絶対! ムナーリを知る5作品。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS
それにしても世田谷美術館は遠い。
かわいい浮世絵 おかしな浮世絵(太田記念美術館)
正月らしいめでたみのある展示だった。
▼ かわいい浮世絵 おかしな浮世絵 | 太田記念美術館 Ota Memorial Museum of Art
今年はなぜか広重の名所江戸百景のネコ(浅草田甫酉の町詣)をもう何度も見てる。
ロマンティック・ロシア 国立トレチャコフ美術館所蔵(Bunkamura ザ・ミュージアム)
19世紀末のロシア「移動派」を中心とした展示で、森とか自然が多い。イワン・クラムスコイ 《忘れえぬ女(ひと)》が見どころ。世紀末にはさまざまな国でそれぞれの芸術運動があったのだなあ。
▼ Bunkamura30周年記念 国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティック・ロシア | ザ・ミュージアム | Bunkamura
INSULA LUX 光の島 アントニ タウレ展覧会(CHANEL NEXUS HALL)
油彩はあまりピンとこなかったけど、写真に彩色した作品が面白かった。
イケムラレイコ 土と星 Our Planet(国立新美術館)
チラシ駆動でまったく知らないところから見はじめて、最終的にすごくよかった。もうちょっと見ていたかった。
イケムラレイコ 土と星 Our Planet|企画展|展覧会|国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO
めがねと旅する美術展(静岡県立美術館)
とにかく山海図絵。不染鉄は何度でも見たい。高橋由一のよさがだんだんとわかってきた。
日本平が一望できる高台にある美術館で眺望とシチュエーションは最高だけど、交通の便としてはなかなかに残念。地元の人は車で来るんだろうけど。
ということで2月に続きます。