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in between days

表参道で働くシニアのブログ

4月に東京ステーションギャラリーで「パロディ、二重の声」という展示を見た

東京ステーションギャラリーにて展示を見てきた。

パロディ、二重の声 ――日本の一九七〇年代前後左右 - TOKYO STATION GALLERY
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201702_parody.html

ハイレッド・センターなども展示されているということで現代アート中心かとおもっていたら、3階はそうだったんだけど、2階に降りてきたら印刷物の展示メインで、赤塚不二夫の「まんがNo.1」とか「ビックリハウス」とか「話の特集」とかマッドアマノとか。考えようによってはハイレッド・センターもポスターとかチラシとかが展示されていたわけで、これも印刷文化である。ようするにここでいうパロディは、グラフィカルな印刷技術が向上し、写真の複製ということが容易になったことをベースとして発展してきた文化なのかもしれない。

そして60年代から70年代にかけては「印刷」と「複製」の時代だったのだな。これは現代でいうなら「ネット」と「配信」の時代といえるだろう。そのあいだをつなぐのは「テレビ」と……何の時代なのだろう?

東京人 2017年 03 月号 [雑誌]

東京人 2017年 03 月号 [雑誌]

ところで、こういった風刺雑誌のお手本として、アメリカの『MAD』があるとしてあわせて展示されていたのだけど、日本でテレビ番組とかを細切れに貼り合わせた「MADテープ」とか「MADビデオ」と名前が類似しすぎてて「あれ?」とおもったけど、きっと偶然なんだろうな。

ミュージックフェアでエレファントカシマシを見てようやくロックを傾くってことが腑に落ちた

土曜日、ミュージックフェアエレカシを見る。ライブにいまもよく行ってるというアラカワさんがいま宮本が絶好調ですごいと言ってて、ぼくは「頑張ろうぜ」とか歌いだして以降のエレカシはぜんぶクソだとおもってるので、そんなものだろうかとおもっていたけど、たしかに斉藤和義といっしょに「今宵の月のように」を歌っていると高いところも出てるし声もでかいしボーカリストパフォーマーとしての存在感は半端ないなあとおもった。それで、ちょっと前に見た「カバーズフェス2016」でRCの「明日なき世界」をブラフマンと歌ってて、サビの「世界が破滅するなんて、ウソだろ?」のところがまさに「はい。ウソです」とこたえたくなるようなウソくささがすごくて、なんか楽曲とパフォーマーが合ってないのではないか? とおもっていたりしたのだけど、ようやくわかった。これはすべてウソなのだ。ウソというと語弊があるかな。作りもの、芸なのだ。傾いている。役と芸が一体となっており、歌舞伎のようなものではないか……みたいなことをいろいろ考えた結果、これは最高級の「ロック芸」であり、全身ロック者として一心にロック芸を傾きつづけてるのだこの人は。あの、上野の水上音楽堂で突然コールアンドレスポンスを要求しはじめて客を唖然とさせたあのころから、このひとはずっとロックを文学としてではなく、芸事として傾きつづけていたのではなかったのかということだったのだなと腑に落ちた。ようやくかよというかんじではあるし、ひょっとするとその前の強面のころからずっとそういうことだったのかもしれないが、いややはり4枚目まではそうではなく5枚目からが芸であるとしておいたほうが作品論としては納得しやすいんだけどな。

それはさておき『ファイティングマン』というタイトルのベスト盤が出るので代表曲をメドレーでっていう前フリで「悲しみの果て~俺たちの明日」ってのはちょっと肩すかしだった。やっぱ「ファイティングマン」やるとおもうよね。

ところで「明日なき世界」は米国のヒットソングであって、オリジナルを歌ってるのはバリー・マクガイアなのだが、つい「RCのカバー」と言ってしまいがちにないるのはどうしたものだろう? 正確には、P・F・スローンがバリー・マクガイアに提供したヒット曲を高石ともや訳・演を元にしたRC版とか書かないといけないのではないか。清志郎にオリジナリティがありすぎるせいなのかなんなのかわからないけど「デイトリームビリーバー」にも似たようなところがある。

www.tapthepop.net

2017.04.28 渋谷の日 HND2SBY

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羽田空港に降り立ち、スマートフォンを取り出す。マップを開いて「宇田川町」と伝える。指示された赤い電車に乗って、やがて次の駅で緑の電車への乗り換えだと車内に告げられると、ちょっとした山を越えようとしているぼくたちは、車窓から東京タワーの灯が揺れているのを目にする。おかえりなさい。ただいま。

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渋谷でいちばんレコード袋をぶらさげた若者たちがたくさん行き交った坂道のバーでお待ちします。ここが東京。


datetime. 2017-04-28 (fri.) 23:30-
venue. 喫茶SMiLE (渋谷 宇田川町)
fee. 1,500yen (with 2 drinlks)
DJs. mohri, camiroi, kdma, shimozuma, hatoco

渋谷(4.28)にちなんで、毎年4月28日に開催している渋谷系な音楽イベント「渋谷の日」。今年は深夜の開催です。オザケンが「ひふみよ」で復帰した2012年に初めて開催して、今年で5回目。いつものように楽しいお酒を飲みましょう!

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SBYは、ここれでは「渋谷」の意味で使っているけれど、本来はHND羽田空港なら「ソールズベリー・オーシャンシティ・ワイカミコ地域空港(Salisbury-Ocean City Wicomico Regional Airport)」のことだそうです。羽田からはおろか成田からも直行便はないようです。