自分はエンジニアではないのだけれど(編集者です)、ITエンジニアの働き方やキャリア、あるいはエンジニア組織に関係した記事の制作を担当することも増えてきたので、基本的な知識くらいはちゃんと把握しておかないといけないのではないかとおもってそうい…
「ファシズムの日本美術」を読んだ。理解は自分には十分ではなくて、せやかて、と言いたくなるような気もするし、なるほどなあという気持ちもある。何にせよ、これまで戦中の日本美術の常識として見聞きしてきたことを少なからずスライドさせてくれて考える…
2021年は1年間を通して163展示を見ました。写真は今はなき品川の原美術館です。
佐藤優樹は、長いハロープロジェクトの歴史の中でも初めての型破りなアイドルだと言える。そしておそらく、世の女性アイドルの中でも、まーちゃんほど型破りな人はいなかったのではないか。それは彼女の天真爛漫すぎる破天荒なキャラクターによるものではな…
国がオリンピックを開催してからこのかた、大型イベントだとか個人の行動だとかについて「◯◯はいいけど、✕✕はダメだ」みたいな基準が壊れてしまった。断固自粛派に対して経済推進派がいるというような大きなくくりがあるならまだしも、ひとりひとりがぜんぜ…
練馬区立美術館で4月18日まで開催されている「電線絵画展」を見てきた。いろいろな電柱が並んでいるなか、だれが電線を書かなかったのか? と考えるのが楽しかった。
れいれい(井上玲音)のあざとかわいいカバーで話題の「オリビアを聴きながら」ですが、なぜひとはオリビアばかり聴きながら歌うのか? ほかの音楽は聴きながら歌わないのか? 調べてみました。
明治大正期から、ほんとうについ最近の話まで取り上げられていて、とくに超能力ブームであったり「脳内革命」であったりオウム真理教の事件
SPレコードとラジオの時代にクラシック音楽のファンとして知られた野村胡堂氏によるエッセイ集。終戦直後の1946年の刊行で、それまで音楽について書いた文章を再編集したもの。1953年に音楽の友社が音楽文庫に入れ、2014年に現在の形で再版している
2020年もいろいろな展示を見た。春の緊急事態宣言では美術館も博物館も全国で軒並み休館になってしまって、展示日程も早期終了になったり延期になったりとたいへんだった。そんななかで12月に見た展示をまとめてみますが、多すぎて1回では納まりませんでした…
天童荒太『永遠の仔』の表紙でも知られる彫刻家、舟越桂の回顧展が渋谷の松濤美術館で1月31日まで開催されています。
美術展に通っていて面白いのは、たまたま目にした作品から今まで興味がなかった文化への扉が開くようなときで、いま日本で広くベースとなっている茶の湯や禅を基本とした文化は、そのルーツを宋の士大夫の文化とするらしい。となるとこれはまさに自分が読む…
展示の構成がシンプルで、さほど起伏がなく少ない要素を繰り返しているように感じる。ミニマルミュージックといったときのミニマルさがある。色彩を抑えたシリーズが多いためか全体的にモノクロームで、まさに眠りに誘われるようだ。
美術展ガチ勢として「時をかける少女」とのバーチャル展示「アノニマス 逸名の名画」に出てる18作品のリストを作ってみました。